創業以来タングステン・モリブデンの製造で得た技術を、これから当社を支えていく新たな分野の開拓・研究に応用し、東邦金属の可能性を更に広げていく技術開発を展開します。
近年注目を集めるマグネシウム合金。
中でも熊本大学が開発した新奇なマグネシウム合金“KUMADAIマグネシウム合金”のワイヤー化に特化した線引加工技術の開発を行っています。
核融合炉において“ダイバータ”は極めて重要な役割を担っています。高い耐熱性および除熱性の両立が求められるため、高融点金属であるタングステンと熱伝導性に優れる銅を用いた接合体の開発・実用化を目指しています。
“ダイバータ”において不要となったガスはクライオ吸着ポンプによって核融合炉外へ排出されます。吸着ポンプ部材では優れたガス吸着性能を持つ”活性炭”が担っており、当社では吸着性・排気性に優れた活性炭の開発を行っています。
実用金属中最高クラスの19.3g/cm3の密度を誇るタングステンの極細ワイヤーを、一般的な生地にも使われるニット編みにより、金属繊維生地の製造に成功しました。
この生地を縫製することで、放射線遮蔽服、医療用途など様々な展開が期待されます。
⻑年培ってきた粉末焼結技術ならびに加工技術を活かし、自動車用電極をはじめとした“各種電極材”の開発を行っています。
社会貢献の一環として、超硬合金を活用した対人地雷除去機の開発、提供を行っています。