東邦金属の挑戦

フレキシブルタングステンシートの開発FLEXIBLE TUNGSTEN SHEET

タングステン100%でありながら、ゴムシートのような柔軟性を有し、自由に折り曲げたり包み込んだりできるシートの開発に成功しました。変形性の自由度が高い為、一般的なタングステン板では実現が困難であった領域への可能性を秘めており、今までの既成概念を打ち破る新しい用途に期待されています。

「フレキシブルタングステンシート」の特徴

  • フレキシブルタングステンシート

    フレキシブルタングステンシート

    <特徴>

    • ・100%タングステン製。
    • ・変形性の自由度が高い。
    • ・密度は12g/cm³。(鉛は11.3g/cm³)
    • ・耐食性は一般的なタングステン板と同等。

    <放射線遮蔽性能>

    • ・鉛と同等以上の密度であるので、鉛以上の放射線遮蔽性能を有する。

    <可能性のある用途>

    • ・高温炉内の遮熱材 又は 補強材
    • ・高温雰囲気における焼成用の敷材(トレイ)
    • ・立体形状体に貼り付ける放熱材
      (変形性+タングステンの高い熱伝導度)
    • ・爆発物の飛散防止用カーテン
    • ・放射線遮蔽用マット(場所を問わず敷ける)
    • ・タングステン製放射線遮蔽生地との組合せ

「フレキシブルタングステンシート」の放射線遮蔽性能

  • フレキシブルタングステンシートのX線遮蔽性能

    フレキシブルタングステンシートのX線遮蔽性能

    フレキシブルタングステンシートは、密度12(g/cm³)と鉛の密度である11.3(g/cm³)を上回るように設計されておりますので、鉛と同等の遮蔽性能であるならば、より薄くすることが可能となります。
    また、鉛のような鉛害に留意する必要も無く、環境に対しても配慮された製品と言えます。

    <X線遮蔽性能>

    • ・1枚約0.35mmのフレキシブルタングステンシートについて、左グラフの通り、鉛以上の遮蔽性能を有しています

    ※1枚で約90%、2枚以上で約98%の遮蔽性能。
    ※放射線遮蔽性能測定においては、JIS Z 4501に準じて、透過X線量の測定により鉛当量を求めた。(管電圧:100kVのX線を照射)